ガイド部会は、さる3月21日に潮平権現壕の調査とガイド意見交流会を開きました。
午前中は、潮平権現壕の体験者で地元の玉江稔先生を講師に招き、沖縄戦当時の体験を語っていただきました。参加者は、4歳児を含む18名。玉江先生いわく、「こんなに小さい子が入ったのははじめて」との事でした。沖縄戦当時11歳6ヶ月であった玉江先生は、潮平権現壕の名前の由来、ガマ生活の状態、ガマに避難していた潮平区民の命が助かったわけなど、自らの体験を交えながら語りました。ガマを訪れるこどもたちには、ガマ体験を通して平和の大事さ生命の大事さを実感させているとのことでした。
午後は、与座コミュニティーセンターへ場所を移動してのガイド講師意見交流会。15名のガイド講師が参加しました。前半は、ガイド、文化財・ガマ、基地の3部会からの報告と提起、轟ガマの新しい証言についての特別報告があり、後半は、ガイド現場から、ガイド部会長と新人ガイド講師の2名が、ガイド実践からの問題提起を行いました。
6人の報告を受けての討論では、ガイド部会長の「自分を語る」ということについて議論が集中。事実は徹底して語るべき、下手すると言葉が一人歩きする、思いを伝えるというのは感情的なところもあるが、見方・捉え方ではないか。「平和について語ることも大事だが、あなたが自分を語ることで、あなたの人生観も生徒は学んでいる」と言われたことがある、いろんなガイドがいてよい。ガイドが語る内容はパターンが決まっている。重要なのはバスで何を語り、何を学ばせるか。事実を語るべきだが肝心要は何なのかを絞り込んで話してもよいだろう。県外から来る人は、ガイド自身が持っている平和への思い、沖縄の現状への思いに興味を抱いてくる。戦争を生徒たちに感じさせる役割が地元にはある。などの意見が出ました。その他に、轟、ヌヌマチガマなどの活用についても発言がいくつか出ました。
ガイド講師の学習交流会は、これまで年1回程度の実施でしたが、ガイド部会は、今後もこのような場を設けてゆきたいと考えています。